昨日、女子高生のさわやかなミュージカルに感化されちゃったものですから、思い出しました。
先月観に行った映画。
「リズと青い鳥」というアニメ映画です。元々は小説ですが、テレビアニメでブレイクして劇場版も前後半2回公開された「響け!ユーフォニアム!!」という作品のスピンオフの劇場版アニメです。
女子高生の「みぞれ」と「のぞみ」という本編では脇役だった二人(オーボエとフルート)の青春物語。
音楽に対する表現、女子高生が演奏に向き合う姿の素晴らしく綺麗なこと!
そして必要最小限に抑えられたBGMと言葉。
日本の、映像に対する技術や考え方、そして繊細さを凝縮させたような、必要な要素だけを洗練させた、「引き算」の美学というか。
個人的には、オーボエの「みぞれ」が初めて覚醒?するシーンで鳥肌が立ちました。
やっぱり、この子の潜在能力って、こうだよなあと。
そして百合好きにはこたえられないもどかしさと恥ずかしさがあふれています。
(それもいい!)
まだ、上映している映画館もあるようです。気になった方は、是非。
また、たぶんソフト化されるでしょう。ぼくは、買ってしまうかもしれない。
(そして嫁さんに「また無駄なものを」と怒られるいつものパターンかもしれない。)