みなさま、どうもです。ゆるふわ軒の、おのPです。
いやー、今年は例年よりも暑いというか、ものすごく暑い日が多かったですね。
で、まだまだ暑い日が続くかなと思ったら、もう秋じゃん!
ヤバイ、まだ曲の解説終わってなかった。
「ゆるふわ春夏帖」の解説も、いよいよ佳境に入ってきました。
このCDの中で、一番曲名の響きが不思議な「クーラー」です。
ぼくは、和楽器を主に扱った曲を作ったりしますが、これまで割と心がけていることがあります。
「カタカナ言葉は、極力使わないこと」です。
日本の響きであれば、可能な限り日本語を使うべきじゃないかと、そんな風に思っています。
ポップスだって、みんなサビを英語とかにしたくなるしね!
ところがです。
今回、自ら禁を犯すような、「クーラー」という名前と歌詞を使ったわけです。
途中まで迷走していた曲作りで、どうしても曲目にも歌にも、カタカナガ入るわけです。
正直葛藤がありましたが、これまた禁を犯す快感(?)に負けたというか。
自分で作った決まりですが、自分に正直に、歌を書こうと。
歌詞を書いてみますね。
クーラー(作詞:おのP)
日差しに焼かれて 帰って来たときは
スイッチひとつ 涼しいクーラー
扇風機にはもう戻れない
麦茶を一口 ひとやすみ
外の暑さを 窓辺にみながら
わたしは部屋で さわやかクーラー
あんまり冷えると 風邪ひくから
熱い紅茶を 飲もうかな
夜になっても 外は蒸している
そんなときでも 快適クーラー
タイマーかけて布団に入ろう
明日もさわやか よろしくね
発明したひと ありがとう
もう、これは「クーラー」じゃなきゃ説明がつかないんですよ。「冷房」とかじゃ、ちょっと違うんですよ。
そして、この歌詞をどうしても書きたかったのです。
歌は、瀧沢一留さんのやさしい声で。
一留さんには、ソロのみで渡したデモ音源にコーラスパートも作っていただきました。本当に感謝しかありません。
曲は、歌曲的なシンプルな構成にしました。というか、基本凝ったものが作れませんごめんなさい。
箏の須藤幸子先生にも熱のこもった演奏をしていただき、少ない編成の曲ながら、いい曲になったのかなと思っています。
何より今年の暑さです。
あまり冷房を使わない我が家でもこの数週間は、なりふり構わず家に帰ったらクーラー、寝るときもクーラー。
もうクーラーなしでは過ごせない時代に突入しました。
できれば、今年も来年も、この「クーラー」を聞きながら、暑い夏を涼やかに過ごしていただけたら嬉しいです。
でも最近、ようやくクーラー必要ない日が増えてきました。
でも、暑い時には遠慮せずクーラーつけましょうね。